病因論「外因総論」|六淫による発病の特徴
季節・居住地・環境と環境する 六淫の発生は、居住地や環境によって異なります。 山や谷や海など風が多い土地では風邪、暑い土地や環境は暑邪、露や湿気の多く環境や水に関する仕事に長時間携わる環境では湿邪、砂漠のような乾燥した所 […]
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季節・居住地・環境と環境する 六淫の発生は、居住地や環境によって異なります。 山や谷や海など風が多い土地では風邪、暑い土地や環境は暑邪、露や湿気の多く環境や水に関する仕事に長時間携わる環境では湿邪、砂漠のような乾燥した所 […]
外感病は六淫、疫痢(伝染病の原因)、外傷、寄生虫などが原因となります。内傷は七情、飲食労倦、痰飲、瘀血などが原因となり、臓腑や気血津液の異常が起こることで発症します。 外感病の治療は外を治すことに主眼が置かれ、内傷病は内 […]
外感病邪(六淫:風、寒、暑、湿、燥、火という気候変化が体に過剰に影響を及ぼす病気の原因となる)が原因となり発症する病を「外感病」といいます。 七情(喜、怒、憂、思、悲、恐、驚といったせいしんてきな感情)の乱れ(内因)、飲 […]
外感・内傷 病因は臨床に照らし合わせ、また陰陽論に基づいて「外感」と「内傷」に大別される事があります。 病の原因は陰陽に分類する事ができます。体内が陰に相当し、体外が陽に相当します。病が体外から起こるものを「外感」と言い […]
東洋医学的には「病因」とは、人体における陰陽の平衡状態を障害し、疾病を起こす条件=発病原因のことを指します。邪気・病邪とも呼ばれます。 病因の分類「三因」 古代の医家は発病原因を外因・内因・不内外因の3つに分類しました。 […]
五行からみた肺と腎 五行説によると、金は水を生じます。肺(金)は上焦から粛降機能により水を下降させ、通暢水道作用で腎(水)の水を主る作用を補助します。 また、宣発粛降によって行われる呼吸作用と腎の納気作用によって得られる […]
水液の代謝 ①肺は宣発粛降を主り、水道を通暢し、水の上源である ②腎は水を主る(昇清降濁) 肺には宣発粛降作用があり、腎は水を主って気化作用を行うことにより水液代謝に関連しています。 腎が排尿することで肺は津液を粛降して […]
呼吸の調節 ①肺は呼吸を主る ②腎は納気を主る 呼吸は肺が主ですが、腎の納気作用の補助が必要です。腎気が充実して初めて深く吸い込む事ができます。 呼吸では呼気も吸気も肺で行われていますが、呼気を主に主っているのは肺で、吸 […]
五行からみた脾と腎 五行では脾が腎を克(制御)します。 脾は運化作用で後天の精を化成し、先天の精を補充することで腎の働きを支配します。 また、水液運化作用により腎水の氾濫を抑えます。
先天と後天の精 ①脾は後天の本(精)である ②腎は先天の本(精)である 脾が水穀の精微(飲食物からの栄養)を運化する。 作用は腎の温煦作用を受けることで機能します。腎の精気は脾から得られる水穀の精微を絶えず化成・補充する […]
体温の調節 ①心は陽に属し、火の性質を持ち、上焦にある ②腎は陰に属し、水の性質を持ち、下焦にある 心火は下降して腎に至り、腎陽を助け、腎水が冷えすぎないように温めています。また腎水は上がって心に至り、心陽を滋養し、心陽 […]