東洋医学的人体論 脾と腎「先天と後天の精」

東洋医学的人体論 脾と腎「先天と後天の精」

先天と後天の精

①脾は後天の本(精)である
②腎は先天の本(精)である

脾が水穀の精微(飲食物からの栄養)を運化する。

作用は腎の温煦作用を受けることで機能します。腎の精気は脾から得られる水穀の精微を絶えず化成・補充することで満たされます。

腎陽が不足すると脾陽を温煦出来なくて脾の働きが失調し、脾によって腎精を補う力が損なわれます。